長岡高専の学生がインターンシップにやってきた!
ウイングには、毎年数校の大学から学生がインターンシップにやってきますが、今年は初めて、長岡高専の学生が5日間のインターンシップに参加しました。
―企業と学生をつなぐ「つばめいと」
今回の長岡高専のインターンシップは、「つばめいと」さんからの紹介で受け入れが実現しました。
つばめいとは、燕市でインターンシップ生の宿泊施設「つばめ産学協創スクエア」を受託運営し、企業と学生をつなぐコーディネーターをしている公益社団法人です。
なんと、つばめいとを通して年間400人以上の国内海外の学生が燕市の企業にインターンシップに来ています。
https://www.facebook.com/tsubamate/
燕市の製造業を応援しようと、ウイングもつばめいと連携を行っています。
―課題解決型インターンシップ
長岡工業高等専門学校 電気電子システム工学科4年生の二人がインターンシップに参加した目的は、AIやIoTの技術を使い、企業・地域にどのようにシステムを提供されているか、実際に使用されている現場を見たいということでした。
以下は各日の活動内容と、活動報告資料から抜粋した学生の感想です。
【1日目】 製造業の企業見学とウイング企業説明
「訪問した企業では、作業工程を紙に印刷してまとめて、必要なことを選びながら作業をしていた。随時、作業工程のデータや作業指示を検索し、手元で簡単に見れる方法はないだろうか?」
【2日目】 課題解決のテーマとアプリケーションの実装に向けて企画検討
「スマートグラスを用いて画面に手順を表示し、声で操作できるアプリケーションを作ろう!!」
【3日目】【4日目】 スマートグラスによるアプリケーション実装
【5日目】 アプリケーション最終調整と報告書作成等 報告会開催
「今回作成したアプリケーションの強みは音声認識で動かすことができるということ。つまり完全なハンズフリーが実現可能!!! また、スマートグラスは遠隔地の作業指示や盲目の方へのアナウンスなどにも応用ができそうだ!!!」
―インターンシップに参加した学生の感想
インターンシップを終えた学生から、御礼と感想が届きました。
「私自身、IT企業をあまり理解できていなかったのですが、インターンシップを通じて業務内容や雰囲気を掴むことができました。就職活動をする際に参考にさせて頂きます。
また、今回は皆でテーマを決め、分担してアプリケーション作成の作業を行いました。短い期間の中でスケジュールを考え、個々の技能を理解し、意思疎通をはかることが重要なのだと感じました。
IT企業は、パソコンに向かって一日中プログラムを書いているイメージでした。しかし、オフィスの様子を見ていると自分が対応しているお客さまと電話、メールやミーティングなど念入りにコミュニケーションをとりつつ、改善しながらつくり出していくという印象を受けました。想像と少し異なっているところに驚きを感じました。
最後になりますが、ご多忙の中インターンシップ受け入れて頂き、本当にありがとうございました。」
―最後に
ウイングでは、課題解決型インターンシップを通して、働くことの意義や協働することの大切さを理解し、学校での授業や研究、および就活に前向きに取り組んでもらえるよう、学生たちを応援しています。
あなたもウイングのインターンシップで、有意義な学びをしてみませんか?