朝礼スピーチ~一緒に働く仲間を知る~
ウイングでは、毎週月曜日に欠かさず朝礼が行われます。
これまでは決められたテーマに沿って発表を行っていましたが、
・招集されるままになんとなく参加している
・退屈で、内職してやり過ごすことも多い
といった意見もあり、各人の朝礼への参加意識が低く、意義が果たされていない実情がありました。
そこで「もっとポジティブな気持ちで朝礼に参加してほしい」という思いから、今期は朝礼の改善に取り組みました。
―朝礼スピーチテーマ:自由!
「自由」とは、つまり好きなことをなんでも発表していい、という意味です。
自分の好きなこと、興味のあることを発表したり、はたまた社内のメンバーを褒めたり、テーマは発表者が決めて良い、ということにしました。
朝礼改善企画チームで色々なテーマを検討しましたが、最終的にこのテーマにした理由は「週の始めから楽しい雰囲気で仕事がしたい」から。
発表する人が楽しいテーマなら、聞く側もきっと楽しいはず。
―実際に「テーマ自由」でやってみて
筆者個人としては、毎週色々な社員のスピーチをきくのが楽しみになり、朝礼に対するイメージが以前と比べて非常にポジティブになりました!
また、半期に1度行っている社員幸福度アンケートでも
「好きなこと紹介の発表を通して、ふだんあまり関わりのない方の意外な一面を知ることができ楽しい」
「違うオフィスで関りのない人について、どういう人なのか知ることのできる機会となりよいと思います」
といった嬉しいコメントがもらえました。
―さらなるアイデア・改善案
一方で、以下のような意見や改善希望のコメントももらいました。
「発表者はよいがコメントが少ない」
「全員の前で感想を言うのは若干抵抗がある」
「スピーチの内容に対して気軽にコメントできる場があると良い」
テーマ変更前も変更後も、発表後には「コメント、感想ある方いらっしゃいますか?」と呼び掛けていたのですが、コメントや感想を言う人はほぼいませんでした。
そこで上記の意見を受け、Googlemeetのリアクション機能(表情やハンドサイン等のスタンプ)を活用し、「いいね」「驚き」「拍手」などを気軽に送れるようにしました。
また、スピーチに対する感想や質問などはChatter(掲示板)にて随時受け付けるようにする改善を行いました。
―社員インタビュー
リアクションや掲示板の活用などの改善後、全社的な社員幸福度アンケートはまだ行われていませんが、個人的に2名の方に朝礼改善の感想を聞いてみました。
質問内容は以下です。
①テーマが自由となったことについて
②発表中のリアクションについて
③スピーチ後Chatterでのやり取りについて
【Wさん】
①自分の好きなものについて自由に発表できる為、準備から発表まで終始楽しく行う事ができました。他の方の発表も、とても興味深い内容が多く、毎週の朝礼が楽しみになりつつあります。まだまだ語り足りない事もある為、次回も今回のような機会があれば、是非とも発表したいと思いました。
②自身の発表に興味を持ってくれた事が実感できて、一つ一つのリアクションが嬉しく思います。私も他の人の発表時に積極的にリアクションをつけていこうと思いました。
③発表後にフィードバックをもらえるのは素直に嬉しく、発表した甲斐があったと感じます。それをきっかけに社員間のコミュニケーション促進に繋がる為、今後も積極的に活用していきたいと思いました。
【Hさん】
①発表側としては、テーマが自分の好きなものでしたので、発表内容を考えるのが楽しかったです。一方聞く側としては、みなさんの好きなものについて聞けるのはとても楽しく、発表の時間が楽しみになりました。
②Web会議での発表ですと、発表を聞く側の反応が分からず少なからず不安になったりするので、リアクションがあることで安心できてよいかと思います。
③発表内容に関連するコメントを沢山いただいたので、自分の発表を聞いてくれていたことを実感でき嬉しくなりました。コメントの中で意外な共通点等を発見すること等もできましたので今後のコミュニケーションに役立ちそうだと感じました。
―最後に
今期取り組んできた改善活動が実を結んでいることを実感し、嬉しく思います。
また半期に一度の全社アンケートできちんと結果検証し、引き続きより意義ある朝礼の時間となるよう取り組んでいきたいと思います!