ウイング会長が小説を書きました!
ウイング会長の樋山が、学生時代、社会人になった時から起業、その後経営活動をするなかで起きたこと考えたことをモデルとして、1冊の小説を書きました。
今年4月からAmazonで購入できるようです。
また新潟県内のいくつかの書店のビジネスコーナーに書籍が置いてあるとのことです。
執筆から出版、書き終えての心境をお聞きしました。
―なぜ小説を書こうと思ったのですか
一年半前、30年間務めさせてもらったウイング社長を退任したときに、数社の出版社から「自叙伝を書きませんか」と言われました。
その時は、本になるような大した実績もないし、恥ずかしいのですべてお断りしていました。
しかし、2022年の一年間、いくつかの大学で講義講演をさせていただいたところ、学生からの感想文で
「久しぶりに90分の講義で眠ることなく聞くことができました」
「感動しました」
「樋山さんの熱量に刺激を受けました」
「起業を目指しているが、今度飲み屋でお話しをもっと聞かせてください」
などの言葉をいただき、少しでも若い人がチャレンジする意欲をもつための刺激となるならばと、パソコンに向かい始めました。
―執筆時のエピソードや執筆後の感想を教えてください
昨年秋から少しずつ書き始め、本格的には2023年の正月休みにお酒を飲まずに集中して書き上げました。
8万文字になるよう出版社から云われましたが、最終的にはいろいろな話を盛り込み10万文字を超える内容を書き終えました。
しかし、出版社から校正された内容を見てみたら、だいぶカットされましたね(残念)。
会社や個人の実名については、本人の承諾があっても、後々ご迷惑をおかけする可能性があるからということで仮名化されました。
また、事実は生々しすぎるからと、ぼんやりした表現に修正されたりもしましたね。
出版社から2月中に最終校正の依頼があったのですが、多忙な時期だったためあまり時間を割くことができず、本になってみると追加したい点がいくつかありました。
その点は少し後悔しています。
―著者名とタイトルについて教えてください
書籍の作者の名前が私とは違いますが、これはペンネームです。
出版社から、実名よりペンネームの方がよいと言われ、即座に思いついた名前です。
考えつくのに30秒もかからなかったかな。
名前に意味を込めたのですが、皆さん解りますか?
発信したい私の気持ちをメッセージとしてペンネームに込めました。
また、本のタイトルは最終的に「逆風の向こうに」となりましたが、私が書いたときは「ある起業家の宝さがし」でした。
出版のプロからから提案されたタイトルなので、ド素人としてはそうですねと素直に受け入れました。
―小説を書いていかがでしたか
自叙伝ではなく小説にした理由は、昔の記憶が薄く曖昧になっていたためです。
事実を基に書こうとしたのですが、昔の記憶をたどっていくと、こんなことがあった、あんなこともあったと思い出され…あの人が言ってくれた言葉は今思い出すとこんな意味があったのではないか、とこの年齢になって理解できることもありました。
小説に書くということを通して、今まで歩んできたことの整理ができましたね。
皆さんも50歳くらいになったら、書いてみるといいですよ。
―小説を読んだ人の反応はいかがでしたか
お世話になった人、小説に登場している方々にお渡ししているところです。
半分以上の方から感想やコメントをいただいています。
「短い人生の中で、自社・自分だけでなく、他社・関連する人達を大切に思いやる姿勢は若い人達への強いメッセージとなったことと思います。常に積極的であり、挑戦的で怯むことなく前進する姿に感動しました。是非、燕市の新しい地方企業の発展する姿が地方企業の参考になることを期待しています。」
「ご苦労を重ねた結果の現在があることが伝わるタイトルですね。樋山さんの哲学を感じます。ありがとうございました。」
「あなたの著書を今、半泣きしながら読んでいます」
「ご著書をお送りいただき、ありがとうございました!とてもテンポ良く楽しく一気に拝読させていただきました。波瀾万丈だったのですね!まだまだ、続きがありそうで楽しみです」
―最後に
「この小説を読んで、若い人が問題や障害、試練があったとしても乗り越える気持ちを持ってもらえたら嬉しいですね」
と言って樋山会長は締めくくりました。
書籍はAmazonからでも購入できます。
ご興味ある方は、ぜひお読みください。
また、読書後にご質問やご感想を樋山に伝えたい方は、ご連絡いただければ対応するとのことですので、お気軽にご連絡ください。