ノーコード開発はどこまでできるのか?~工事案件受注管理システムを作ってみました!~
最近、経済新聞などで「ローコード開発・ノーコード開発」というワードを目にする機会が増えたのではないでしょうか。
「それって本当に使えるの?」
「企業にどんな影響をもたらすの?」
記事を見ながら考えた人も多いでしょう。
―ウイングのノーコード開発ツール『MagicLogic』
ノーコード開発とは「全くプログラムコードを書かずに、設定・選択のみでシステムを開発する方法」のことです。
プログラミング知識が不要ですので、利用者自身が、作成したいシステムの項目要素を登録していくことで、業務システムを開発することができます。
ウイングには「現場担当者の方が自分でシステムを構築できること」をコンセプトとした『MagicLogic』というノーコード開発ツールがあります。
大きな企業であれば、積極的なIT投資でどんどん効率化を進めていくことができますが、中小企業には、予算もなければIT化を推進できる人材もいません。
日本には中小企業が三百数十万社あります。
中小企業の経営効率化、働き方改革を進めなければ、地方の活性化、さらには日本を元気にしていくことはできない。
そんな想いから『MagicLogic』は生まれました。
―ノーコード開発のメリット
ノーコード開発の1番のメリットは「ITエンジニアでなくとも、現場に関わる人たちで業務システムをつくることができる」という点です。
利用者自身や業務に関係する人たちの視点で、業務システムを開発できるということです。
また、ウイングの『MagicLogic』においては、
- 「既存のExcel業務を簡単に業務システム化できる」
- 「既存システムのデータを取り込んで企業内データの活用ができ、二重入力の必要がない」
- 「業務システムをweb利用することで、複数人での業務や、社外からの業務が可能になる」
など、業務の効率化や働き方改革の一助となる機能を多く備えています。
―工事案件受注管理システムをつくってみました
ウイングの『MagicLogic』には各種業務テンプレートがあり、そのテンプレートをカスタマイズして活用することができます。
一例として、最近新たに追加された「建設業向け 工事案件受注管理システム」のテンプレートをご紹介したいと思います。
- ■案件表入力
- 類似案件はコピー機能で簡単に登録可能。
- ■見積登録(新規登録)
- 案件表入力の情報からコピーが可能で、見積書が作成できます。採番ルールにより自動的に見積番号を付与します。
- ■見積登録(変更枝番作成、追加枝番作成)
- 見積に変更が入った場合、見積番号はそのままで枝番のみ繰り上げることができます。
- 追加発注の見積を作成する場合は、見積番号の枝番を追加作成します。
- ■見積登録:承認ワークフロー
- 見積作成時に承認者を指定し、承認者宛にメールを送信します。
- 承認者は、承認依頼が届いたらPC・スマホ・タブレットなどでいつでも承認が可能です。
- ■受注管理表登録:経費・労災・産廃等
- 協力業者情報や経費、受注形態による労災割合などから、経費合計を算出し、粗利額と粗利率を自動計算します。
各種帳票として、案件一覧表、顧客別案件表、見積書、注文書・注文請書、印紙払出伝票、請求書の印刷もできます。
このテンプレートは建設業向けに特化して作られていますが、他業種の受注見積業務についても、このテンプレートを参考にすれば容易に開発することができます。
―ノーコード開発を試してみませんか?
ウイングでは『MagicLogic』の無料説明会を毎月開催しています。
MagicLogic定期説明会のご案内 |Excel業務を簡単にシステム化できる「MagicLogic」 (magilogi.jp)
無料お試し版もご用意しています。
中小企業や、大企業の現場部門担当者の方が、「自分でシステムを作成できる」というのがMagicLogicのコンセプトなので、IT知識が無くても、マニュアルを読みながらシステムを構築していくことができます。
まずは試してみませんか?
利用者が業務システムを構築し、改善していく。
働き方が変われば、仕事も楽しくなるのではないでしょうか。